善通寺市議会 > 2022-03-18 >
03月18日-03号

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  1. 善通寺市議会 2022-03-18
    03月18日-03号


    取得元: 善通寺市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-19
    令和 4年 3月定例会        ┌─────────────────────┐        │      令和4年3月定例会      │        │  善 通 寺 市 議 会 会 議 録  |        |       3月18日 (金)      |        └─────────────────────┘                午前 9時0分 開議〇出席議員 14名 1 番      林 野 忠 弘   │   10 番      川 向   武 2 番      山 根 千 佳   │   11 番      金 崎 大 和 3 番      牧 田 嘉 己   |   13 番      氏 家 寿 士 5 番      安 井 一 博   │   15 番      大 平 達 城 7 番      大 西 智 晴   │   16 番      内 田 信 吾 8 番      内 田   等   |   17 番      長谷川 義 仁 9 番      竹 森 千 津   │   18 番      上 田 博 之   ──────────────────────────────────〇欠席議員 2名 6 番      真 鍋 範 子   │   12 番      寿賀崎   久   ──────────────────────────────────〇説明のため会議に出席した者 市長         平 岡 政 典 │ 都市整備部長     大 川 浩 司 副市長        杉 峯 文 昭 │ 消防長        杉 本 豊 和 教育長        森   正 司 │ 教育部長       尾 松 幸 夫 総務部長       芝   秀 和 │ 総務部秘書課長    二 宮 公 紀 市民生活部長     宮 川 庄 造 │ 総務部政策課長    佐 藤 幸 治 保健福祉部長     佐 柳   学 │ 総務部総務課長    山 西 留 美 産業振興部長     尾 崎   篤 │ 保健福祉部子ども課長 早 崎 和 代   ──────────────────────────────────〇議会事務局出席者 事務局長       中 山   淳 │ 書記         山 本 真 一 次長         櫛 田 隆 夫 │   ──────────────────────────────────〇議事日程(第3号) 日程第1 会議録署名議員指名について 日程第2 議案第15号 善通寺市条例の読点の表記を改める条例の制定について      議案第16号 善通寺市個人情報保護条例の一部改正について      議案第17号 善通寺市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正について      議案第18号 善通寺市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について      議案第19号 善通寺市議会議員議員報酬等に関する条例の一部改正について      議案第20号 善通寺市長,副市長及び教育長の給与及び旅費に関する条例の一部改正について      議案第21号 善通寺市職員の給与に関する条例の一部改正について      議案第29号 定住自立圏形成協定の変更について 日程第3 議案第24号 善通寺市営住宅条例の一部改正について      議案第25号 善通寺市都市公園条例の一部改正について 日程第4 議案第22号 善通寺市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第23号 善通寺市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程第5 議案第7号 令和4年度善通寺市一般会計予算      議案第8号 令和4年度善通寺市特別会計国民健康保険予算      議案第9号 令和4年度善通寺市特別会計農業集落排水予算      議案第10号 令和4年度善通寺市特別会計介護保険予算      議案第11号 令和4年度善通寺市特別会計介護予防サービス予算      議案第12号 令和4年度善通寺市特別会計後期高齢者医療予算      議案第13号 令和4年度善通寺市特別会計太陽光発電予算      議案第14号 令和4年度善通寺市下水道事業会計予算 日程第6 議案第26号 公の施設の指定管理者の指定について 日程第7 議案第27号 善通寺市固定資産評価審査委員会の委員の選任について 日程第8 議案第28号 人権擁護委員の推薦について 日程第9 議案第30号 工事請負契約について〔善通寺市総合会館改修工事〕 日程第10 委員会提出議案第1号 善通寺市議会会議規則の一部改正について 日程第11 委員会提出議案第2号 ロシア連邦によるウクライナへの軍事侵攻を非難し,断固抗議する決議 日程第12 陳情第1号 選択的夫婦別姓制度の法制化に向けた議論を求める意見書に関する陳情   ──────────────────────────────────〇本日の会議に付した事件 日程第1会議録署名議員指名についてから日程第12陳情第1号選択的夫婦別姓制度の法制化に向けた議論を求める意見書に関する陳情まで   ────────────────────────────────── ○議長(林野忠弘君) おはようございます。   定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。   寿賀崎議員より欠席届が出ておりますので、ご報告いたします。   本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。   直ちに本日の会議を開きます。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員指名について ○議長(林野忠弘君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。   署名議員には、金崎大和君、氏家寿士君を指名いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第15号から議案第21号、議案第29号 ○議長(林野忠弘君) 日程第2、議案第15号善通寺市条例の読点の表記を改める条例の制定について、議案第16号善通寺個人情報保護条例の一部改正について、議案第17号善通寺市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正について、議案第18号善通寺市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、議案第19号善通寺市議会議員議員報酬等に関する条例の一部改正について、議案第20号善通寺市長,副市長及び教育長の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、議案第21号善通寺市職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第29号定住自立圏形成協定の変更について、以上の8議案を議題といたします。   本案につきましては、総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。   総務委員会委員長山根千佳君。             〔2番(山根千佳君)登壇〕 ◆2番(山根千佳君) おはようございます。   ただいま議題となりました8議案につきまして、3月9日開催の総務委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。   まず、議案第15号善通寺市条例の読点の表記を改める条例の制定については、読点をコンマから点に変更する理由は今年1月に国が出した公用文の考え方を踏まえたとのことであるが、国の考え方のうち読点以外は変更しなくてよいのかと尋ねたところ、本市の公用文における読点の制定については、昭和27年に国が各省庁に対して通知した公用文作成の要領に準じてコンマを使用してきた経緯がある。今回、国が通知した考え方は、読点のみを改めるというものではなく、読み手に対して分かりやすい言い表し方や表記の仕方などに改めるという内容であるため、今後も読点以外についても国を参考にできるものはしていきたいとの答弁がありました。   討論はなく、採決の結果、議案第15号については全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第16号善通寺個人情報保護条例の一部改正については、特段質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第17号善通寺市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正については、申請書類等の押印を廃止するということであるが、その目的は行政手続のデジタル化を推進するという趣旨であるのか、今後はもっと増やしていくのかを尋ねたところ、押印や対面の見直しを全般的に行い、令和4年度中に二十数種類の事務手続についてマイナポータルから申請ができるように進めている。今後は優先順位の高いものから順に進めていきたいとの答弁がありました。   また、別の委員から、市役所が発出する文書の押印は省略しないのか尋ねたところ、今まで慣例的に押していたものもあることから、どういった場合を必要とするか検討会で協議を進めていきたいとの答弁がありました。   また、今後、庁内における電子決裁を実施しないのか尋ねたところ、来年の1月頃には文書管理システムを導入したい。ただ、重要な案件については持ち回り決裁が必要であると考えているとの答弁がありました。   討論はなく、採決の結果、議案第17号については全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第18号善通寺市職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、育児休業等に関する正規職員会計年度任用職員との比較を尋ねたところ、会計年度任用職員の産前産後休暇の有給化の措置等、処遇改善についての当局の説明をもって、これを了としました。   討論はなく、採決の結果、議案第18号については全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第19号善通寺市議会議員議員報酬等に関する条例の一部改正について、議案第20号善通寺市長,副市長及び教育長の給与及び旅費に関する条例の一部改正については、特段質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第21号善通寺市職員の給与に関する条例の一部改正については、職員を管理する立場から、コロナ禍における職員の超過勤務時間や業務量についてどのような認識を持っているのかを尋ねたところ、ワクチン接種等コロナ関連事業を担当している部署においては平常より超過勤務が増加していると認識している。これについては、部、課を超えた協力体制で臨むほか、職員においても公務員としての自覚を十分に持って業務に当たらなければならないと考えているとの答弁がありました。   反対討論はありましたが、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。   次に、議案第29号定住自立圏形成協定の変更については、本市の意見により変更したものはあるのか尋ねたところ、そのようなものはないが、本市はいち早くゼロカーボンシティ宣言をしており、先導的に二酸化炭素排出抑制の対策を進め、情報を提供していきたいとの答弁がありました。   また、別の委員から、この10年間で成果や効果は出ているのかとの質問があり、上限1,500万円という特別交付税措置を受けているが、金銭的なメリットだけではなく、何らかの成果を出していくよう考えていきたいとの答弁がありました。   また、丸亀市が中心市であるが、本市の独自性が発揮されるよう、本市の意見も反映されるような提案も行ってほしいとの要望がありました。   討論はなく、採決の結果、議案第29号については全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上、総務委員会に付託されました議案の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(林野忠弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。   質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) 質疑なしと認めます。   これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告がありますので、順次発言を許します。   まず、大西智晴君。             〔7番(大西智晴君)登壇〕 ◆7番(大西智晴君) 議案第21号善通寺市職員の給与に関する条例の一部改正について反対討論をさせていただきます。   本議案につきましては、昨年8月に出された国の人事院勧告、10月に出された香川県人事院勧告を参考に、善通寺市職員の期末手当の月数を年間0.15月引き下げる条例改正であると認識しています。そして、その引下げを令和4年6月支給の期末手当から実施すると同時に、令和3年度の引下げ分も併せて令和4年6月支給分から差し引くというものであります。   まず、大前提として申し上げたいのは、この引下げの大本の根拠となっている人事院勧告制度であります。日本国憲法では、全ての労働者にストライキ権を含む労働三権が与えられるとされているにもかかわらず、国家公務員法地方公務員法によって公務員にはストライキ権が付与されず、その代償措置として人事院勧告制度があるということであります。民間労働者は、労働組合を介し、ストライキをかけて使用者側と交渉し、賃金、労働条件を決定していきます。その際、どこの労働組合も自ら賃金削減を要求することはありません。よって、憲法の理念に照らし合わせば、人事院の官民比較調査により公務のほうが民間よりも賃金が高い場合は、引き下げるのではなく据え置くというのが妥当であると考えます。   また、令和4年6月支給の期末手当から令和3年度の引下げ分を差し引くということも、法理論上、不当な行為であります。労働法上、一度支払った賃金を、その後制度が変わったからといって、後々の賃金で清算するということはできないという原則があります。この考えからも、今回の行為は法理論に矛盾するものであると言えます。   さらに、自治体財政は単年度主義を取っており、年度を超えて調整するというのはおよそ考えられないことであります。昨年の臨時国会が12月期末手当の基準日である12月1日までに開会できず、国家公務員期末手当削減を12月期末手当で行うことができなくなったため、令和4年6月支給分での調整を政府が決めたことに倣い、本市も同様の措置を取ったものであると認識しています。しかし、給与勧告を参考にしながらも、本市職員の給与、労働条件を決めるのは本市独自の権限のはずです。本当に引下げが必要ならば、12月議会に提案すべきであったと思います。それができなかったのでありますから、不利益不遡及の原則に従い、最低でも実施時期を令和4年度からとし、令和3年度分の引下げはすべきではありません。   また、これまで期末勤勉手当は遡っての引下げ勧告はありませんでしたが、月例給では過去6度、4月に遡っての引下げ勧告がありました。しかし、これに対し、本市は、宮下前市長の時代ではありますが、翌年1月からの月例給与の引下げはすれども、4月に遡って引き下げたことはありません。今回、この期末手当における遡りを行うということは、これまでの善通寺市政の連続性を欠くことになります。   また、一昨年の11月臨時会でも反対討論の中で申し上げましたが、本市のように人事院等の組織を持っていない自治体は国、県の人事院勧告に従うこととしていますが、それに全て従う義務はありません。そして、人事院勧告に従うというのであれば、その基礎となっている国家公務員平均給与に善通寺市職員の平均給与を同等とすべきであります。しかしながら、国家公務員給与水準を100とするいわゆるラスパイレス指数において、善通寺市職員の指数は98.7であり、県内8市の中で7位であります。昨年よりは0.2ポイントほど上昇したとはいえ、人事院勧告に従って期末手当を引き下げるというのであれば、その基礎となるラスパイレス指数を100にする新たな方策を同時に行うべきであります。   さらに、今回の期末手当の引下げに関し、県内他の7市では、コロナ禍で必死に市民生活を支えている職員に対し、単に民間のボーナスが下がったから引き下げるのでは忍びないという考えの下、何らかの代替えの給与改善が行われると聞き及んでおります。特に、今、政府が打ち出している保育、介護職員処遇改善については必須のものであります。本市においても、令和3年度補正予算、令和4年度当初予算に当該職種の市職員分予算計上されておりますが、善通寺市職員組合の春闘交渉の中では、予算計上はすれども執行はしないとの回答に終始していると聞いております。県内他の7市中5市までは、何らかの形でこの処遇改善を実施すると聞いておりますので、この間の他自治体に例のない正規職員人員削減に耐え、コロナ禍市民サービス向上に努力している職員に対し、あまりにも冷遇ではないかと考えます。   以上のことから、私は議案第21号善通寺市職員の給与に関する条例の一部改正について反対をいたします。 ○議長(林野忠弘君) 次に、牧田嘉己君。             〔3番(牧田嘉己君)登壇〕 ◆3番(牧田嘉己君) 議案第21号善通寺市職員の給与に関する条例の一部改正についてを可決とする委員長報告に賛成の立場から討論します。   人事院勧告は、労働基本権制約代償措置として、国家公務員一般職職員に対して社会一般の情勢に適応した適切な給与水準を確保する機能を有するものであり、国家公務員給与水準民間企業給与水準ラスパイレス指数により比較し、その均衡を図るものと認識をしております。   また、人事委員会が設置されていない本市においては、国の取扱いや県の勧告を受けて具体的な方針が決定され、これまでも勧告にのっとり、給与水準を改正してきたと理解をしております。   以上のことを前提としてきた本市の状況を踏まえた上で、次の2点から今回の提案議案に賛成するものであります。   まず、これまで人事院勧告により給与水準の均衡を図るという基本的な考え方に基づいて行われてきているということであります。プラス改定時のみ勧告どおりに、マイナス改定時は据置き、これでは筋が通らず、おいしいときだけ乗っかるというのは御都合主義そのものであり、到底受け入れられないと思います。   次に、市民目線市民感情を考慮した場合、本当に理解が得られるのかという視点があると思います。長期化している新型コロナウイルスの影響により、民間企業等の方々は仕事がなくなり、給料も減らされている方もおります。一方、公務員は解雇されることも給与が減ることもありません。その上、民間企業との給与水準を調整する機能である人事院勧告をも無視しては、民間あるいは市民目線からはとても理解を得ることはできないと思います。   奉職に任ずる公務員は、厳しい時代だからこそ、宣誓書にもありますように、住民全体の奉仕者として、いわゆる市民と同じ目線と公僕としての謙虚さが必要であるとの認識から賛成するものであります。ご理解の上、賛同されますようお願い申し上げまして、賛成の立場からの討論を終わります。 ○議長(林野忠弘君) 以上で通告による討論は終わりました。   ほかに討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) 討論なしと認めます。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   これより分割して採決いたします。   まず、議案第21号善通寺市職員の給与に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。   委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(林野忠弘君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第15号善通寺市条例の読点の表記を改める条例の制定について、議案第16号善通寺個人情報保護条例の一部改正について、議案第17号善通寺市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正について、議案第18号善通寺市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、議案第19号善通寺市議会議員議員報酬等に関する条例の一部改正について、議案第20号善通寺市長,副市長及び教育長の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、議案第29号定住自立圏形成協定の変更について、以上の7議案を一括して採決いたします。   本案に対する委員長の報告はいずれも原案のとおり可決すべきものであります。   本案は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、議案第15号、議案第16号、議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第29号の7議案は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議案第24号、議案第25号 ○議長(林野忠弘君) 日程第3、議案第24号善通寺市営住宅条例の一部改正について、議案第25号善通寺都市公園条例の一部改正について、以上の2議案を一括議題といたします。   本案につきましては、建設経済委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。   建設経済委員会委員長牧田嘉己君。             〔3番(牧田嘉己君)登壇〕 ◆3番(牧田嘉己君) ただいま議題となりました2議案につきまして、3月7日開催の建設経済委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。   まず、議案第24号善通寺市営住宅条例の一部改正については、特段の質疑及び討論はなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。   次に、議案第25号善通寺都市公園条例の一部改正については、都市公園法では公園を廃止する場合は原則として代替施設を設置するか何かをしないと廃止できないと認識しているが、今回の廃止する2か所の公園について代替施設をつくるという考えはないのかとの質疑があり、都市公園法第16条第1項第2号では代替施設を設けることになっているが、今回の場合は第3号に該当し、賃貸契約をしているということなので、契約解除された場合は代替の施設は必要がないとの説明があり、さらに、善通寺児童公園はそのまま空間として使用できること、吉原ボランティア公園についても地元運営会の方々と協議の結果、代替施設を設けないということで合意に至ったとの答弁がありました。   また、善通寺児童公園都市公園法上の公園としては廃止するが、文化財保護法においては今までどおりの空間としての利用ができ、市民の利用に関しては何ら変わりがないと考えてよいのかとの質疑に対し、このことについては復元整備計画及び所管である文化庁との協議が必要であるが、基本的にそのままの空間ということになり、コンクリート製の石碑などは撤去可能だと思うが、それ以外の何を撤去するのか等に関しては文化庁等の指示を仰ぐことになり、使用形態は今までと同じような形で継体されるとの答弁がありました。   次に、吉原ボランティア公園は原状復帰せずに現状のまま返すということだが、同公園にはトイレや遊具等があり、それについて市のほうで何もせずそのまま地権者に返すということでよいのかとの質疑があり、契約書においては当該土地を元の農地に復して地権者に返還するものと定めているが、地権者との協議の結果、現状のまま返還することについて承諾したことから、全て地権者のほうで処分を行うということで、現状のまま返すということになるとの答弁がありました。   その答弁を受け、今回の返還に際して市としては特段何の費用も発生することはないと理解してよいのかとの質疑があり、トイレや遊具等の処分、撤去費用は地権者のほうで行うということだが、補助金で設置した健康遊具については丸山やすらぎ広場の健康器具が老朽化してることで、そちらへ移設する費用とトイレのくみ取り料金以外に市が負担する費用は発生しないとの答弁がありました。   それを受け、丸山やすらぎ広場と吉原ボランティア公園の健康器具の設置は丸山やすらぎ広場のほうが早いのかとの質疑に対し、丸山やすらぎ広場の健康遊具は一番最初に設置したもので、1年に1回定期点検をしているが、そのほとんどが早期に対策を必要とするものと位置づけられており、撤去もしくは新設を考えないといけない時期に来ているので、有効活用の観点から移設することにしたとの答弁がありました。   また、今回吉原ボランティア公園がなくなることになるが、利用面について、地域に「善通寺五岳の里」市民集いの丘公園があるため、同公園を利用されていた方の支障はあまりないと思う。しかしながら、ボランティア公園整備の経緯は、当時の市長が、善通寺の都市公園は市の面積に対して不足しているような状況から、かなり努力をして公園を整備したと記憶している。公園廃止により市の都市公園面積は減ることになるため、ボランティア公園を整備する当初の目的のことを考えると、代替施設の設置について法律上、必要とされていない場合でも、今後ボランティア公園を廃止する場合には代替施設の設置の検討を行ってほしいとの要望が委員よりありました。   討論はなく、採決の結果、議案第25号につきましては全会一致で可決すべきものと決しました。   以上、建設経済委員会に付託されました議案の委員長報告といたします。 ○議長(林野忠弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。   質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(林野忠弘君) 質疑なしと認めます。   これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告はありません。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   これより議案第24号善通寺市営住宅条例の一部改正について、議案第25号善通寺都市公園条例の一部改正について、以上の2議案を一括して採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。   本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、議案第24号、議案第25号の2議案は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第22号、議案第23号 ○議長(林野忠弘君) 日程第4、議案第22号善通寺市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第23号善通寺家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、以上の2議案を一括議題といたします。   本案につきましては、教育民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。   教育民生委員会副委員長内田信吾君。             〔16番(内田信吾君)登壇〕 ◆16番(内田信吾君) ただいま議題となりました2議案につきまして、3月8日開催の教育民生委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。   まず、議案第22号善通寺市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでは、通常の保育園と認定こども園の違いを確認したところ、通常の保育園では3歳以上になると幼稚園に通うことになるが、認定こども園では継続して教育的な保育を行う点である。なお、本市の認定こども園はカナン子育てプラザ21とのぞみこども園の2か所であるとの答弁がありました。   続いて、ポエム保育園が行う特定地域型保育事業について他の施設と異なる点を尋ねたところ、ポエム保育園では善通寺前田病院で働く方が利用する事業所内保育事業を行っているが、一部地域枠を設けて一般の子ども達も受け入れている点であるとの答弁がありました。   また、本条例の第53条で定める電子的方式及び磁気的方式に関する内容を確認した後、実際に活用する際の例示を求めたところ、入園手続時、保護者に園の決まり事の説明や同意に関する署名をいただく場面で現状は紙媒体を使っているものを、タブレット等を用いることでデジタル化の促進を図るものである。これにより、園で保管する紙書類を減らすとともに保護者の利便性も向上する。また、保護者が園とデータでやり取りすることも可能になるとの答弁がありました。   さらに、委員からは、本条例を改正し、実施する場合には経費が伴うものかと尋ねたところ、実際に電子化を進めるのは各園であり、現在直ちに実施する予定は聞いていないが、進める場合には国の補助事業も活用していきたいとの答弁がありました。   以上、審査の後、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   続いて、議案第23号善通寺家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでは、実際に本事業を行っている施設を尋ねたところ、善通寺前田病院が運営するポエム保育園、四国こどもとおとなの医療センターが運営するこばと保育園、そしてヤクルトが運営するヤクルト善通寺保育所の3か所であるとの答弁をもって了としました。   以上、審査の後、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上、教育民生委員会に付託された議案の委員長報告といたします。 ○議長(林野忠弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。   質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) 質疑なしと認めます。   これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告はありません。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りします。   これより議案第22号善通寺市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第23号善通寺家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、以上の2議案を一括して採決いたします。   本案に対する委員長の報告はいずれも原案のとおり可決すべきものであります。   本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、議案第22号、議案第23号の2議案は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議案第7号から議案第14号 ○議長(林野忠弘君) 日程第5、議案第7号令和4年度善通寺市一般会計予算、議案第8号令和4年度善通寺市特別会計国民健康保険予算、議案第9号令和4年度善通寺市特別会計農業集落排水予算、議案第10号令和4年度善通寺市特別会計介護保険予算、議案第11号令和4年度善通寺市特別会計介護予防サービス予算、議案第12号令和4年度善通寺市特別会計後期高齢者医療予算、議案第13号令和4年度善通寺市特別会計太陽光発電予算、議案第14号令和4年度善通寺市下水道事業会計予算、以上の8議案を一括議題といたします。   本案につきましては、令和4年度予算審査特別委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。   令和4年度予算審査特別委員会副委員長山根千佳君。             〔2番(山根千佳君)登壇〕 ◆2番(山根千佳君) ただいま議題となりました議案第7号令和4年度善通寺市一般会計予算から議案第14号令和4年度善通寺市下水道事業会計予算までの8議案について、3月2日及び3日に開催しました令和4年度予算審査特別委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。   まず、議案第7号令和4年度善通寺市一般会計予算のうち歳入についてのご報告を申し上げます。   第1款市税では、長期化するコロナ禍で昨年比1.6%の増収を見込んでいる理由を尋ねたところ、前年度もコロナ禍で大幅な減収を見込んでいたものの、想定よりも前年からの落ち込みが少なかったことから、これを勘案したものであるとの答弁がありました。   次に、国有提供施設等所在市町村交付金では、交付金の算定根拠として固定資産税の評価額が用いられているとのことだが、例えば課税地目が雑種地の評価額はどのように算定されているのか尋ねたところ、一般的に雑種地の評価に当たっては土地の現況に即して宅地比準や農地比準を行うことにより算定している。これらの評価額を国へ提供した後、国の独自の算定により交付額が決定するものであるとの答弁がありました。   続いて、財産収入において、ふるさと基金の利子収入が他の基金と比べて突出している理由を尋ねたところ、本基金は国債により運用しているためであるとの答弁がありました。   これに対し、ふるさと基金の活用策と、他の基金についても同様の運用ができないものかと尋ねたところ、本基金は地方独自の取組に活用する名目で国から交付されたものを積み立てたものだが、運用に重きを置いてきた経緯がある。まずは本基金の活用にふさわしい独自性のある事業を見いだすよう努めるとともに、他の基金についてもより有利な運用に努めたいとの答弁がありました。これに対し、委員からは、基金の考え方を改めて整理し、活用方法を検討しながら財政計画を進めていただきたいとの要望がありました。   第1款議会費は、特段質疑はありませんでした。   第2款総務費では、庁舎管理費について、昨年と比較して約3,000万円増額しているが、新庁舎では旧庁舎よりも効率的にエネルギーを活用し、光熱水費が抑えられることを期待している。今回なぜ増額しているのかと尋ねたところ、3,000万円のうち1,000万円が光熱水費、2,000万円が維持管理委託料である。これは、図書館を含め床面積が旧庁舎比2.4倍となったことから増額せざるを得ないものだが、節電の声がけをするなど省エネに努めたり、市有施設21か所の電気契約を一括で行い、料金を割り引くなど経費の削減に努めたいとの答弁がありました。   続いて、市民バス運行運営費に関連して、今後の市民バスの運行方針を策定するに当たり、審議会を立ち上げて専門家の意見も取り入れてはどうかとの提案に対し、これまでも香川大学の教授の意見を聞いた上で検討を進めてきた経緯があり、まだ結論は出ていないものの、今後も住民のニーズと向き合いながら進めていきたいとの答弁がありました。   また、デジタル推進費について、デジタルの普及促進活動は令和4年度に限らず継続して行うことを想定しているのか。また、中・長期的な目標はあるのかとの質疑に対し、令和4年度ではスマホ教室や公民館への公衆無線LANの整備などを想定しており、これからも継続して行っていきたい。将来は公民館や総合会館でも各種教室などを開催し、本市が進めるオンライン申請の推進や業務の効率化、住民サービスの向上につなげていきたいとの答弁がありました。   第3款民生費では、地域福祉計画推進事業のうちコミュニティ・ソーシャルワーカーの業務内容を確認したところ、現在社会福祉協議会に業務委託しており、地域住民の困り事に関する相談を受け止め、各関係機関と連携、協力しながら問題解決に向けた支援を行う業務を想定しているとの答弁がありました。   次に、高齢者生きがい入浴助成事業では、コロナ禍で仙の湯が休止中であるため、例えば近隣市町の入浴施設にも対象を広げるなど柔軟に対応できないものかと尋ねたところ、現在仙の湯の代わりにふれあいサロンやすらぎやいきいきサロン明日香を案内しており、多くの方に利用していただいているとの答弁に対し、独り暮らしの高齢者が安心して入浴できるよう柔軟な支援を継続願いたいとの要望がありました。   続いて、老人ホームへの入所措置費が減額していることについて、入所希望者が減っていることが想定されるが、中には経済的に苦しいにもかかわらず在宅で生活している方もいると思われる。先ほどのコミュニティ・ソーシャルワーカーの役割も重要だが、制度の周知についてはどのように行っているのかと尋ねたところ、窓口等で相談があった際、本人の希望や収入などの状況をお聞きした上で適切な施設を案内しているとの答弁がありました。これに対し、高齢者が要望する老人ホームの形も変わってきている面もあろうが、そもそもの老人ホームの在り方についても検討願いたいとの要望がありました。   また、私立保育所等援助費では、保育士等の処遇改善のための費用について、国から全額補助されることを確認した後、公立の保育所でも同様の対応がされるのか尋ねたところ、各自治体で判断することになっているため、現在近隣自治体の動向を調査している。なお、仮に私立保育所と同様の取扱いをする場合、国から補助される期間は令和4年9月までとされているため、以降は市が負担することになることも踏まえ、慎重に検討しているところであるとの答弁がありました。   委員からは、一時金として取り扱うことはできないものかと尋ねたところ、国は恒久的な給与部分について引上げを目的としていることなので、対象にならないとの答弁をもって了としました。   第4款衛生費では、ゆりかご支援事業のうち特定不妊治療について、令和4年度には保険の適用になることを確認した後、引き続き本事業は継続されるものか確認したところ、令和4年度から初めて対象になる方は対象になるものの、令和3年度から継続している方は経過措置が必要になる。なお、年齢制限や回数の制限などは要綱で設けることになっており、県の助成事業の見直しに合わせて本市の要綱も見直していきたいとの答弁がありました。   次に、二酸化炭素排出抑制対策事業のうち再生可能エネルギーを導入するための計画策定について、本計画の目的を尋ねたところ、本市において太陽光発電施設をため池や遊休農地を活用して設置することができるのかなど、基礎的な調査を行うためのものである。さらに、将来は地域で発電した電気をその地域で消費できないものかを含め、調査研究していきたいとの答弁がありました。   続いて、合併処理浄化槽設置整備事業について、単独槽や便槽の箇所を合併処理浄化槽に替えていくために、県の補助事業を活用した上で撤去費や配管の整備費に上乗せ補助を行えないものか本市の考えを伺ったところ、補助要件を見直す場合は中西讃地域で策定している地域計画を変更する必要があり、改正時期である令和7年をめどに検討したい。なお、現在設置費については上乗せ補助を行っているところであるとの答弁に対し、本市の上乗せ補助は下水道区域内と区域外の公平性を保つためのものであり、推進するための補助とは考え方が異なるものではないか。引き続き撤去費等の上乗せ補助について十分検討願いたいとの要望がありました。   また、未来クルパーク21の管理費に関連して、本施設は建物、機械類の老朽化が進む中、今後の運営方針は検討されているのかと尋ねたところ、施設内の機械については業者と協議し、計画的に修繕を行っていることから、使えるものは引き続き使っていきたいとの答弁に対し、市内では民間会社がスペースを設けて資源ごみの回収などを行っており、このようなストックヤード方式を取り入れるなど検討してはどうかとの提案に、資源ごみは収集後、売上金を市民に還元する目的があることから、すぐに方針を変えることは難しいものの、提案いただいた方式を含めて、収集業務自体の在り方について引き続き検討していきたいとの答弁がありました。   第5款労働費は、別段質疑はありませんでした。   第6款農林水産業費では、新規就農サポート事業(以下、サポート事業)と新規就農者育成総合対策事業(以下、総合対策事業)との違いを尋ねたところ、サポート事業は、収入が不安定な就農後5年以内の所得の補償を行うものである一方、総合対策事業は、就農時の農機具格納庫や機械等の整備費として500万円、さらに所得補償として年間150万円で、最大3年間の補助が受けられるものであるとの答弁がありました。   これに対し、これまで親元で就農する場合は補助事業の対象にならなかったが、総合対策事業では対象になるのかと尋ねたところ、これまで親元就農は経営上、一定の安定性があると考えられていたことから対象外だったが、親とは別の経営をするなどの要件を満たせば対象となるとの答弁がありました。   第7款商工費では、地域ブランド品開発促進事業(以下、ブランド品開発事業)について、農業振興費の中の農業特産品開発支援事業(以下、特産品開発事業)、いずれも農産物のブランド化を目指す点で内容が似ているように思われる。それならば、委託先を一本化することで補助事業に付随する制約が最小限になり、併せて費用の無駄も省けるのではないかと尋ねたところ、特産品開発事業はキウイフルーツを対象にしており、農業に強いコーディネーターに委託して指導をいただいている一方、ブランド品開発事業では、讃岐もち麦ダイシモチを使い、旧学校給食センターの利活用も視野に入れた計画を立てること、さらに株式会社まんでがんを地域商社としてさらに強くし、地域農業全体の底上げも視野に入れたものを想定している。このように2つの事業は委託内容が異なるものであるとの答弁に対し、既にブランド品としてふるさと納税の返礼品にもなっており、共通する点もあることから、再度一本化について検討願いたいとの要望がありました。   続いて、空き店舗等活用事業者等支援事業において、これまでの認定件数と開業後の継続状況を確認したところ、令和2年度までの認定件数は93件で、定着率は飲食業で54%、サービス業で60%、小売業で64%、全体では58%であるとの答弁がありました。   これに対し、県が行う空き店舗を利用した補助メニューも活用し、補助内容を充実させてはどうかと尋ねたところ、再度県の補助事業を確認するとともに、空き店舗を登録いただく仕組みがあるので、広く周知し、空き店舗の登録数を増やすとともに、店舗所有者と開業者双方のサポートを進めていきたいとの答弁がありました。   第8款土木費では、「善通寺五岳の里」市民集いの丘公園の管理について、指定管理で行う施設が多い中、今後も市の直営で行う方針なのか確認したところ、同規模の県内の公園の状況も確認したところ、指定管理のところが多いことは把握している。一方で、本市が行う花のまちづくり事業の拠点として活動していることなどから、現場職員の処遇等も勘案して早急に方針を決定したいとの答弁をもって了としました。   第9款消防費では、火災報知機の適切な交換時期について、確認をもって了としました。   第10款教育費では、中学校及び小学校の学校管理費のうち人件費が減少している要因を尋ねたところ、人件費には生活支援員や市費講師などの会計年度任用職員が含まれるが、新年度における編成の見直しを行った結果、総額として減少したものであるとの答弁がありました。   次に、スタディーアフタースクール事業について、本事業は国が示す放課後児童支援員の処遇改善事業の対象になるのかとの質疑に対し、小学校スタディーアフタースクールは国が示す事業の対象となるが、幼稚園スタディーアフタースクールは対象にならないものと考えているとの答弁がありました。   これを受けて、新年度における処遇対応について尋ねたところ、現時点では国の処遇改善事業を活用した改善は考えておらず、予算上も現状を維持したものになっているとの答弁がありました。委員からは、財政的にも難しい部分はあろうが、本事業で支払われる賃金は低いと思われるため、改善願いたいとの要望がありました。   続いて、公民館管理費及び公民館運営費のうち公民館で働く職員へ支払われる賃金に関して予算の計上先を確認したところ、会計年度任用職員の報酬は公民館運営費から、シルバー人材センターからの派遣職員は公民館管理費のうち委託料から支払っているとの答弁がありました。これを受けて、中学校費及び小学校費では運営費と管理費を統合したことから、公民館費についても統合できないものか検討願いたいとの要望がありました。   また、図書館運営費のうち指定管理料について、指定管理となる前の令和2年度決算額と比べて増額している要因を尋ねたところ、新図書館になり、延べ面積が増え、蔵書や人員を増やしたこと、また新しくICを導入したサービスを取り入れたことが主な要因であるとの答弁がありました。また、図書費の予算計上がない理由については、指定管理料の中でおおむね1,000万円を図書費として充てることを想定しているとの答弁がありました。   さらに、委員からは、新図書館において学生が学習できるスペースを設けているが、今後改修予定である総合会館にも同様のスペースを設ける予定と聞いている。この2つの学習スペースのすみ分けについてはどのように考えているのかと尋ねたところ、図書館では図書館の本を利用して学習する学生に使用いただき、総合会館では参考書等を持ち込んで学習する学生に使用いただきたいと考えているとの答弁がありました。   討論では、通学路への防犯カメラの設置、LEDの街路灯の増設、新型コロナウイルスに対するワクチン接種や感染拡大を防止する施策の徹底のほか、子育て支援施策やデジタル社会に向けた施策など評価するべきことはあるが、特別対策としての同和対策予算が計上されていることから反対するとの意見がありました。   採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第8号令和4年度善通寺市特別会計国民健康保険予算では、歳入のうち国民健康保険税が1,000万円ほどの減額を見込んでいる要因を尋ねたところ、人口の減少や少子・高齢化の進展が大きな要因であり、特に75歳に達すれば自動的に後期高齢者医療保険へ移行することなどから国民健康保険加入者が減少していることが主な要因であると考えているとの答弁がありました。   討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第9号令和4年度善通寺市特別会計農業集落排水予算では、公共下水道との接続に関する進捗状況を尋ねたところ、令和4年度から5年度にかけて環境を整備した上で令和6年度から供用を開始したいと考えているとの答弁がありました。   また、歳入のうち使用料について、令和4年度はこれまでの減少から増加に転じている要因を尋ねたところ、過去の使用実績の増加を反映したことによるものであるとの答弁がありました。   これに対し、増加した要因は分析されているのか確認したところ、分析まで行えていないのが現状であるとの答弁に、今後は分析までを行い、事業に生かしていただきたいとの要望がありました。   討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第10号令和4年度善通寺市特別会計介護保険予算、議案第11号令和4年度善通寺市特別会計介護予防サービス予算及び議案第12号令和4年度善通寺市特別会計後期高齢者医療予算については、別段質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   続いて、議案第13号令和4年度善通寺市特別会計太陽光発電予算では、歳入のうち売電収入が約200万円余り減少する要因を尋ねたところ、パネルの劣化及び日照時間によるものであるとの答弁がありました。   これに対し、繰入れと積立てで300万円ほどの黒字ではあるが、このまま減少した場合、将来積立てができなくなるのではないか、今後の見通しを尋ねたところ、来年度の歳入として想定される額をこれまで以上に厳しく見積もったこと。また、日照時間に左右されながらも毎年1,000万円ほど積立てができていることから、今後も現在の水準で推移をしていくと見込んでいるとの答弁がありました。   討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   最後に、議案第14号令和4年度善通寺市下水道事業会計予算では、下水道の処理区域内のうち未接続世帯の割合を尋ねたところ、約900世帯余りで、全体の約11%であるとの答弁がありました。   これに対し、未接続世帯への対応を尋ねたところ、今年度、未接続世帯のうち約6割の世帯に接続に関するお願い文書を送付し、接続に至ったケースや、高齢者世帯で接続が難しい事例など、何らかの反応をいただいた。そこで、残り4割の世帯についても3月中に同様の通知を送付し、接続につなげていきたいとの答弁がありました。   また、報償費のうち受益者負担金前納報奨金について、報奨金制度を規則で定めていることを確認した後、本市の固定資産税については公平性の観点から廃した経緯があることを踏まえ、当局の考えを尋ねたところ、近隣市町も同様な制度で運用していることから、今後他市の状況を見ながら検討していきたいとの答弁がありました。   討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上、甚だ概要にとどまりましたが、令和4年度予算審査特別委員会の委員長報告といたします。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(林野忠弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。   質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) これをもって質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、通告がありますので、発言を許します。   内田信吾君。             〔16番(内田信吾君)登壇〕 ◆16番(内田信吾君) 議案第7号令和4年度善通寺市一般会計予算反対討論いたします。   本来なら予算の修正案を出して反対すべきですが、予算委員会において反対は私一人でしたので、修正案が出せませんので、反対討論を行い、私の意見といたします。   住んでみたい・住みつづけたいまち善通寺の実現に向け、他市に先駆けて実現させている通学路を中心とした防犯カメラの設置は、現在までの119基の上に10基増設する。街路灯のLED照明の導入に見られるような先進的取組では、今後は太陽光発電事業の売電収入で積み立てた基金を財源として、各自治体に代わり市が防犯灯を維持管理することで、環境に優しいまちづくりに引き続き取り組む予算となっています。また、予算の概要では、新型コロナウイルス感染症対策としてワクチン接種に要する経費のほか、感染拡大防止対策の徹底や困窮している市民等へ支援を行うとなっています。新庁舎周辺整備では、周辺の公園や新図書館や子どもライブラリー等の施設を利用する市民らに安らぎと潤いを感じられる空間を創出するとともに、従来から取り組んできた子育て支援、医療費の助成等に引き続き取り組むほか、新生児のいる世帯に市指定ごみ袋を配付し、紙おむつの処分に要する費用負担を軽減する子育て支援の充実を図る施策や、デジタルに不慣れな市民を対象とした講習会の実施や公共施設でのWi-Fiの設置などにも取り組むなどの今に向けた積極的な取組も見られます。   しかし、新しい市長に遠慮してか、新しい体制になってから具体化をしてほしいという概算予算でもあります。さらに、国においては、28年間にわたり特別法で進められた同和事業は1997年3月末、基本的には終了させた上で、同和行政として特別扱いせず、一般行政の下で対応するという段階に入っています。それにもかかわらず、今回の予算においては、特別法がないにもかかわらず、どう見ても特別対策としか思えない同和事業に関する予算が民生費、教育費に計上された予算となっています。   当然のことながら市民生活全般に関わる有用な予算が大部分であり、さきに評価したような市民要望に応えた事業費も計上されていますが、さきに述べた点において私は反対をいたします。 ○議長(林野忠弘君) 以上で通告による討論は終わりました。   ほかに討論ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) これをもって討論を終結いたします。   お諮りします。   これより分割して採決をいたします。   まず、議案第7号令和4年度善通寺市一般会計予算を起立により採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。   委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(林野忠弘君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第8号令和4年度善通寺市特別会計国民健康保険予算、議案第9号令和4年度善通寺市特別会計農業集落排水予算、議案第10号令和4年度善通寺市特別会計介護保険予算、議案第11号令和4年度善通寺市特別会計介護予防サービス予算、議案第12号令和4年度善通寺市特別会計後期高齢者医療予算、議案第13号令和4年度善通寺市特別会計太陽光発電予算、議案第14号令和4年度善通寺市下水道事業会計予算、以上の7議案を一括して採決いたします。   本案に対する委員長の報告はいずれも原案のとおり可決すべきものであります。   本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、議案第8号、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第14号の7議案は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第26号 ○議長(林野忠弘君) 日程第6、議案第26号公の施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。   当局の提案理由の説明を求めます。   市長。             〔市長(平岡政典君)登壇〕 ◎市長(平岡政典君) ただいま上程されました議案第26号公の施設の指定管理者の指定について提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、善通寺市民体育館、善通寺市営野球場、善通寺市営テニス場、善通寺市民プール、善通寺市武道館、善通寺市駐車場、善通寺駅前自転車駐車場及び善通寺市鉢伏ふれあい公園の管理を行わせる指定管理者として公益財団法人ハートスクエア善通寺を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。   なお、指定の期間は令和4年4月1日から令和5年3月31日までといたしております。   以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林野忠弘君) 以上で提案理由の説明は終わりました。   これより質疑に入りますが、質疑の通告はありません。   これをもって質疑を終結いたします。   お諮りします。   ただいま議題となっております議案第26号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、議案第26号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入りますが、討論の通告はありません。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております議案第26号公の施設の指定管理者の指定についてを採決いたします。   本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議案第27号 ○議長(林野忠弘君) 日程第7、議案第27号善通寺固定資産評価審査委員会の委員の選任についてを議題といたします。   当局の提案理由の説明を求めます。   市長。             〔市長(平岡政典君)登壇〕 ◎市長(平岡政典君) ただいま上程されました議案第27号善通寺固定資産評価審査委員会の委員の選任について提案理由のご説明を申し上げます。   ご承知のとおり、本市の固定資産評価審査委員会の委員は6名でございますが、そのうち小山潔氏が令和4年4月6日、山下明子氏が令和4年6月11日をもって任期満了となります。つきましては、小山潔氏の後任として搆口芳典氏を、また山下明子氏には引き続き固定資産評価審査委員会の委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。   なお、委員の任期は3年となっております。   以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林野忠弘君) 以上で提案理由の説明は終わりました。   これより質疑に入りますが、質疑の通告はありません。   これをもって質疑を終結いたします。   お諮りします。   ただいま議題となっております議案第27号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、議案第27号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入りますが、討論の通告はありません。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております議案第27号善通寺固定資産評価審査委員会の委員の選任について同意を求める件につきましては、これに同意することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、議案第27号についてはこれに同意することに決しました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 議案第28号 ○議長(林野忠弘君) 日程第8、議案第28号人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。   当局の提案理由の説明を求めます。   市長。             〔市長(平岡政典君)登壇〕 ◎市長(平岡政典君) ただいま上程されました議案第28号人権擁護委員の推薦について提案理由のご説明を申し上げます。   ご承知のとおり、本市の人権擁護委員は8名でございますが、そのうち紫和浩二氏が令和4年6月30日をもって任期満了となります。つきましては、引き続き同氏を人権擁護委員に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。   なお、委員の任期は3年となっております。   以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林野忠弘君) 以上で提案理由の説明は終わりました。   これより質疑に入りますが、質疑の通告はありません。   これをもって質疑を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております議案第28号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、議案第28号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入りますが、討論の通告はありません。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております議案第28号人権擁護委員の推薦について同意を求める件につきましては、これに同意することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、議案第28号についてはこれに同意することに決しました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 議案第30号 ○議長(林野忠弘君) 日程第9、議案第30号工事請負契約についてを議題といたします。   当局の提案理由の説明を求めます。   市長。             〔市長(平岡政典君)登壇〕 ◎市長(平岡政典君) ただいま上程されました議案第30号工事請負契約について提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、善通寺市総合会館改修工事に係る工事請負契約の締結について、地方自治法第96条第1項第5号及び善通寺市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。   本件につきましては、制限付一般競争入札を行いましたところ、消費税及び地方消費税を含め2億5,630万円で株式会社小片建設が落札をし、3月14日に工事請負の仮契約を締結したところであります。   以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林野忠弘君) 以上で提案理由の説明は終わりました。   これより質疑に入りますが、質疑の通告はありません。   これをもって質疑を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております議案第30号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、議案第30号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入りますが、討論の通告はありません。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております議案第30号工事請負契約についてを採決いたします。   本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 委員会提出議案第1号 ○議長(林野忠弘君) 日程第10、委員会提出議案第1号善通寺市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。   提出委員会の提案理由の説明を求めます。   議会運営委員会委員長川向武君。             〔10番(川向 武君)登壇〕 ◆10番(川向武君) ただいま上程されました委員会提出議案第1号善通寺市議会会議規則の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。   本案は、会議において新たに導入した電子採決システムによる採決を可能とするため、所要の改正を行うものであります。   なお、施行日は公布の日からといたしております。   以上、要点のみでありますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(林野忠弘君) 以上で提案理由の説明は終わりました。   ただいま議題となっております委員会提出議案第1号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。   これより質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) 質疑なしと認めます。   これより討論に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております委員会提出議案第1号善通寺市議会会議規則の一部改正についてを採決いたします。   本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、委員会提出議案第1号は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11 委員会提出議案第2号 ○議長(林野忠弘君) 日程第11、委員会提出議案第2号ロシア連邦によるウクライナへの軍事侵攻を非難し,断固抗議する決議を議題といたします。   提出委員会の提案理由の説明を求めます。   議会運営委員会副委員長竹森千津君。             〔9番(竹森千津君)登壇〕 ◆9番(竹森千津君) ただいま上程されました委員会提出議案第2号ロシア連邦によるウクライナへの軍事侵攻を非難し,断固抗議する決議について提案理由の説明を行いたいと思いますが、既に議場に配付しておりますので、これを読み上げまして提案理由の説明に代えさせていただきます。   ロシア連邦によるウクライナへの軍事侵攻を非難し、断固抗議する決議。   去る2月24日、国際社会の懸命な外交努力にもかかわらず、ロシア連邦はウクライナに対する軍事侵攻を開始した。   今回の行動は、ウクライナの主権と領土の一体性を侵害する明白な国際法違反であるとともに、国際社会の秩序を根幹から揺るがしかねない極めて深刻な事態である。   善通寺市議会は、このようなロシア連邦の武力による侵略行為は断じて容認できず、断固として抗議し、すべての戦闘を無条件に停止し、軍をウクライナ領内からすみやかに撤退されるよう求める。   また、日本政府におかれては、国際社会と緊密に連携し、ロシア連邦政府に対し、無条件即時撤退を求めるとともに、当該地域の安寧秩序の早期回復に向け、特段の努力を払われるよう強く要請するものである。   以上、決議する。   令和4年3月18日、善通寺市議会。   ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林野忠弘君) 以上で提案理由の説明は終わりました。   ただいま議題となっております委員会提出議案第2号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。   これより質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) 質疑なしと認めます。   これより討論に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております委員会提出議案第2号ロシア連邦によるウクライナへの軍事侵攻を非難し,断固抗議する決議を採決いたします。   本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、委員会提出議案第2号は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第12 陳情第1号 ○議長(林野忠弘君) 日程第12、陳情第1号選択的夫婦別姓制度の法制化に向けた議論を求める意見書に関する陳情を議題といたします。   本陳情につきましては、教育民生委員会へ付託の上、閉会中の継続審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、陳情第1号は教育民生委員会へ付託の上、閉会中の継続審査と決しました。   ここで、税制改正に伴う専決処分について市民生活部長より発言を求められておりますので、これを許します。   市民生活部長。             〔市民生活部長(宮川庄造君)登壇〕 ◎市民生活部長(宮川庄造君) 貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございます。   令和4年度税制改正に伴います地方税法等の一部を改正する法律案につきましては、去る2月22日に衆議院審議で可決を経て、現在、参議院総務委員会に付託されております。   改正案の主な内容といたしましては、固定資産税及び都市計画税につきましては、土地に係る負担調整措置について、激変緩和の観点から、令和4年度に限り、商業地等に係る課税標準額の上昇幅を評価額の2.5%とする改正などがございます。また、国民健康保険税につきましては、基礎課税額に係る課税限度額を63万円から65万円に、後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額を19万円から20万円にそれぞれ引き上げる改正を行うものであります。   地方税法等の一部改正案が3月末までに可決、成立し、公布となりますと、早速4月から関係条例の整備を行い、課税業務を行わなければなりません。この時期に時間的余裕はございませんので、例年専決処分とさせていただいておりますので、議員の皆様方には格別のご了解をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林野忠弘君) 次に、市長、副市長及び教育長より発言を求められておりますので、順次発言を許します。   市長。             〔市長(平岡政典君)登壇〕 ◎市長(平岡政典君) このたびの3月市議会定例会では、議員皆様のご理解、ご協力のおかげをもちまして、提出しておりました30の議案全てを可決していただきました。改めましてお礼を申し上げます。ありがとうございました。   さて、昨年12月の定例会で申し上げましたように、今期をもちまして3期12年務めさせていただきました市長の職を辞することといたしました。私にとりまして今定例会が最後の機会ということになりますので、ここで少しお時間をいただきまして、議員の皆様また職員の皆さん方にお礼を申し上げたいと思います。   皆さんご承知のように、私は昭和58年4月、36歳のときに市議会議員に初当選してから、市議会議長、助役、副市長、市長といろいろな立場で約38年間、私が生まれ育ったこの善通寺の市政に関わらせていただきました。どうすれば善通寺の町の人口が増えるのか。どうすれば善通寺に住む人が快適に幸せに過ごしていただけるのか。どうすれば善通寺の町のよさをたくさんの人に知ってもらい、観光に来ていただけるのか。このようなことを常に考え、挑戦をしてまいりました。   この3期12年の市長としての取組につきましては先日の一般質問で総括させていただきましたが、特に頭を痛めましたのが、東日本大震災をきっかけとした公共施設の整備と、2年前に発生した新型コロナウイルス感染症の対策であります。この2つの課題の難しいところは、終わりが見えないということ、予測ができないこと、そして多額の予算が必要だということであります。   また、この2つの課題のほかに、全ての自治体が地方創生やゼロカーボン、SDGs、デジタル化というような大きな問題も抱えております。その対策をしながら、各自治体が独自の特色を出して自治体間競争を戦っていかなければならないという非常に厳しい時代であります。それを乗り越え、善通寺市が他の自治体に負けないためには、可能性のあるものには失敗を恐れずやってみる、こういった姿勢が一番大切だと思っております。   また、私が市長の職を務めさせていただいた経験から言えることは、1人では何もできないということであります。多くの人に助けられ、知恵を借りて、そしてご指導いただいたおかげをもちまして今日まで市長職を務めることができたものと思っております。そのようなことから、市議会議員の皆様をはじめ市の職員の皆様方には、これまで私が進めてまいりました市政に対しましてご理解、ご協力いただき、心からお礼を申し上げたいと思います。   また、これまで私を支えていただいた杉峯副市長、森教育長にも心から感謝を申し上げます。ご承知のように、森教育長は今月いっぱいの任期をもって、また杉峯副市長は6月末の任期を待たずして、私の任期に合わせて辞職するという一報を既に聞いております。3期12年間、誰一人途中で交代することなく、この3人で市政に取り組めたことを私は誇りに思っております。   この後、お二人からご挨拶もございますが、三役が一新されるということで、この善通寺市役所もまた新たな時代を迎えることになります。議員皆様方、職員皆さん方には、新体制になりましても善通寺の町の発展のため、引き続きご協力いただきますようお願いを申し上げます。   終わりに、議員皆様方及び職員皆様方の今後ますますのご活躍とご健勝を、そして善通寺市のさらなるご発展を心より祈念申し上げまして、お礼のご挨拶といたします。長い間、本当にありがとうございました。 ○議長(林野忠弘君) 杉峯副市長。             〔副市長(杉峯文昭君)登壇〕 ◎副市長(杉峯文昭君) 大変お疲れのことと思います。その中で貴重な時間をいただき、誠にありがとうございます。一言、御礼のご挨拶を申し上げます。   私、平成22年6月の定例議会におきまして平岡市長より副市長に選任をいただき、議員の皆様方からもご同意をいただきました。これを機に、3期約12年もの長きにわたり、副市長という身に余る要職に就かせていただきました。このたび市長が勇退されますのを機に、6月23日の任期満了を待たず、市長の任期満了日に当たる5月9日をもって副市長の職を辞するべきであるとの考えの下、市長にもご理解をいただいたところであります。   顧みますと、職員時から勤続年数を含めますと半世紀を超える長きにわたり善通寺市にお世話になりましたが、ささやかなりとも真心を持って事に当たる、このことだけは常に肝に銘じ、微力ながら市政に携わってまいりました。平岡市長、林野議長をはじめ議員皆様方、そして職員の皆様方には本当に長い間、公私にわたり格別のご指導をいただき、また時には励ましの意味も込めた叱咤激励もいただいたところであります。高いところからではありますが、心から深く感謝申し上げます。今後ともご交誼とご鞭撻をいただきますようにお願いを申し上げます。   後になりましたが、我が善通寺市が、小さくもきらり光り輝く善通寺、これに向けてますます飛躍発展されますことを願い、併せて議員皆様方のさらなるご活躍とご健勝を衷心よりご祈念申し上げ、十分に意を尽くせませんが、御礼の言葉に代えさせていただきます。   あと数日、皆様方と共に頑張ってまいります。ありがとうございました。 ○議長(林野忠弘君) 森教育長。             〔教育長(森 正司君)登壇〕 ◎教育長(森正司君) 失礼いたします。私にまで貴重な時間をいただき、ありがとうございます。高いところからではございますが、一言、お礼のご挨拶をさせていただきます。   私は、この3月31日をもちまして任期を満了し、退職させていただきます。林野議長様をはじめ議員の皆様方には長い間、格別のご支援、ご厚情を賜り、誠にありがとうございました。心より感謝を申し上げます。   私は、在任中の約12年間、相手のことを自分のことのごとく思う恕の心を持ち、ふるさとを愛し、主体的に学び、力強く未来を切り開いていける子どもたちを育てたいと考え、様々な教育活動に取り組んでまいりました。しかし、子ども達の姿として具体的にお見せすることができず、心から申し訳なく思っております。   子ども達は親御さんにとって大事な宝であります。そして、善通寺市の大事な宝でもあります。高い志を持ち、切磋琢磨して共に伸びていって、善通寺市の将来を担ってほしいと心から願ってるところであります。   最後になりましたが、議員の皆様方をはじめ、本日お集まりの皆様方のご健康とご活躍を、また善通寺市のご隆盛を心からお祈り申し上げまして、私のお礼の言葉とさせていただきます。   本当に長い間、お世話になりました。ありがとうございました。 ○議長(林野忠弘君) ありがとうございました。   このたび平岡市長さん、杉峯副市長さん、森教育長さんが退任されるに当たりまして、議会を代表して感謝とお礼の言葉を申し上げさせていただきます。   まず、平岡市長さんにおかれましては、昭和58年に善通寺市議会議員に初当選されてから4期14年にわたり、議員活動を通じ、地方自治の進展と福祉の向上など市政の発展に大きく貢献されました。この間、常に議会の枢機に参画し、議会運営委員会委員長をはじめ副議長、議長など要職を務められました。その後、善通寺市助役、副市長と歴任され、平成22年4月には多くの市民の皆様方のご支援を受けられ、第6代善通寺市長に初当選されました。以来、3期12年間、善通寺市長としての重責を担うとともに、365日24時間、休む暇もなく寸暇を惜しんで政務に精励され、市政のトップリーダーとしてその手腕を大いに発揮され、善通寺市の発展に多大なる貢献をいただきました。長年にわたるご功績、ご努力に対しまして衷心より感謝とお礼を申し上げます。   次に、杉峯副市長様におかれましては、昭和44年4月に善通寺市に奉職され、健康福祉部長、総務部長など市の幹部職員として要職を歴任されました。退職後の平成21年4月からは善通寺市監査委員を務められた後、判断力、組織統率力、業務運営力などの能力や豊富な行政経験を十分兼ね備えられていることなどから、平成22年6月に副市長に就任されました。職員としての勤続期間を合わせますと、実に53年余りの長きにわたり市政の発展に尽くされた功績は誠に多大であります。心から感謝の意を表すところでございます。   次に、森教育長様におかれましては、昭和46年4月に善通寺市立西部小学校に赴任されてから長きにわたり教壇に立たれた後、中央小学校校長、東部小学校校長などを歴任され、地域に根差した特色ある学校経営に尽力されました。平成21年12月には教育委員会委員に任命され、学校教育の振興、本市教育の向上に努められた後、行政的視野において理解も深く、専門的な意見を有することなどから平成28年4月に教育長に就任され、本市の教育行政の発展に尽力をいただきました。心より感謝申し上げます。   平岡市長さん、杉峯副市長さん、そして森教育長様におかれましては、このたびその職を引かれるわけでございますが、誠に惜しまれるものでございます。今後も善通寺市発展のため、ご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、ご健勝にてご活躍されますよう心からご祈念申し上げまして、大変簡単でございますけれども、感謝とお礼の言葉とさせていただきます。大変ご苦労さまでした。また、長きにわたりありがとうございました。   ありがとうございました。   以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。よって、会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会したいと思います。これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林野忠弘君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会は本日をもって閉会することに決しました。   これにて令和4年3月定例会を閉会いたします。   お疲れさまでした。             午前10時41分 閉会 ──────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項による署名者             議  長             議  員             議  員...